色んな朝がある

雨が降っている。

雨なのだからと、日の出のずっと後、明るくなってからソラを見る。

無。しかし純粋な無ではなく、フワフワとした無である。つまり、穏やかで洗練された無の時間ではなく、降り込む雨のようにどこか焦りの混じった、傾いた無、それはつまり無気力と同義に近い。

でもまぁ、こんな朝があってもいいか。高尚な存在でもない自分が、毎朝“無”の境地に立っているわけでもない。むしろ、一度としてそんな境地に立てたわけでもないだろう?

雨が降り込んでいる朝。
 
色んな朝がある。
色んな日がある。
 
そんな朝も、ありがとうございます🙏
 

 

 

 

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