平日の朝から酒を買いに行くという自由

ある平日の朝、コンビニエンスストアで、浮浪者のような人が朝から酒を買っていった。
浮浪者のようだと言っても、安酒を買えるくらいの金は持っているようだ。
そしてその人をよく見ると、かつての知り合いで、一部上場会社に勤めていた人だった。
見た目は浮浪者だが、会社員時代には考えられない『平日の朝から酒を買いに行く』という自由を、その人は謳歌していた。
会社員は朝から会社に行く。
その人は朝から酒を買う。
会社員
お金のために
   出勤し
貧乏人は
朝から自由

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