ハゲト:今朝、かわいそうな小学生の男の子を見たんだ。駅のホームへ下りる階段を「あ〜っ!」と叫びながら走り、必死で出発場際の列車に乗ろうとしてたんだ。
みんなで雨に濡れよう
黒い企業戦士
朝の修行
朝の通勤電車で、横から入ってくる人間がたくさんいる。だいたいが、スーツと革靴で決めているがカジュアルなリュックを背負った、おかしなサラリーマン達だ。
俺たちが標準だ、と言わんばかりの同じスタイルで、競争社会を具現化するごとく「入られるヤツが悪い」という風で、前に入ってくる。
…カチーン!
一方、自分は普段着(先日の有馬温泉ぶらり旅に行った同じスタイル(笑))で通勤し、流行(笑)や常識(笑)から少し離れたところにいる。
仏教的には、この世界は精神修行の場である、と言われる。きっとこれは、修行だ。ワザと流行(笑)や常識(笑)と離れたところにいる。
常識(笑)や流行(笑)が自分の前に横から入り込もうとしても、常に静かな自分を保っていられるかどうか… これからも、ココロ静かに通勤をこなしていく。
駅前のカミサマ
駅前で
立っておられる
今日もまた
大丈夫
大丈夫
身なりの侘しいおじいさんが、毎日のように深夜の駅前に立っておられた。
そして、疲れ果ててトボトボ歩く人たちに手を掲げて「大丈夫だよ、大丈夫だよ」と、声をかけておられた。
最近は、フッと、おられなくなった。
朝から疲れてんなぁ
「お降りの方は」だろ?
鬱の朝
バスのボタンに
すがりつく
ポチッと押しても
バス止まるだけ
朝の通勤バス。降りるときに押すボタンが、助けてくれるボタンに見えるんすよ。
月曜日の朝の通勤電車
───────
朝電車
周りを見ると
疲れ顔
俺もキツイが
みんなもキツイ
───────
何のためにここまでやる。
虚勢を張る
バスの二人がけの座席で、隣に座った人が威張って座り、肩や足を目一杯広げていた。ここは俺の席だ、というように。