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哲学的でもない

足長兄さん

 電車のボックス席の、奥が空いていた。手前には、足の長いお兄さん座っていた。通路にまで足を伸ばさないと座れないほど、足が長かった。

 奥の空いている席へ行こうとしても、そのお兄さんは足が長すぎて、少しも足を引っ込めることができないようだった。
 
 「足が長いんだねぇ」と言ってあげた。心の中で。