何かを、目指し過ぎた

 
 
目指しても
空回りした
空梅雨に
 
 
 
 
 
何かを目指し過ぎて、乾き切っている。
 
乾いて干物のようになってしまったし、梅雨も来ない。
 
乾いている。

川に浮いたサッカーボールに、同情できるか?

川の側を歩いていると、そこにサッカーボールが浮いていた。
 
川の中で、洗剤か何かの泡と一緒に、そこに留まり続けている。
 
川岸には打ち捨てられたビニール袋が、落ちていた。
 
サッカーボールがそこに留まっている理由は、そのビニール袋が、友達だから。
 
 
 
サッカーボール
友と一緒に
そこで待つ
 
汚れた中で
そこで待つ
 
 

駅前のカミサマ

駅前で
立っておられる
  今日もまた
 
大丈夫
大丈夫
 
 
 
 
 身なりの侘しいおじいさんが、毎日のように深夜の駅前に立っておられた。
 
 そして、疲れ果ててトボトボ歩く人たちに手を掲げて「大丈夫だよ、大丈夫だよ」と、声をかけておられた。
 
 最近は、フッと、おられなくなった。

生暖かい夜

蛙鳴く
静まる夜風
ヒーリング
 
 
 
 
 
 
うるさく賑やかなところ(会社)から、フッと静かな夜(田んぼ道)に出た。
 
静かな夜が身に染み入り、急速に癒されていく…

櫛風沐雨(しっぷうもくう)

走り梅雨
てんてこ舞ってる
櫛風沐雨
 
 
 
 
 
 
忙しい… やること多すぎる…
 
雨が舞ってる、それでも働きに出掛ける。
 
これが噂の、櫛風沐雨というやつか

梅雨入りとブログを味わう

つゆの身に
 
愚禿のブログ
 
眺め知る
 
 
 
 
 
 
 
 
梅雨入りか…
 
雨の中、部屋でゆっくりと自分のブログを見て味わおうと眺めていた。
 
そうして、愚かな自分の愚かなブログを眺めて、自分の愚かさを思い知ってしまう。
 
 
そういう味わい方。