判断

パチンっ、パチンっ、パチンっ…


電車の中で、おばあさんが爪を切っておられる。
切りカスを、床に捨てておられる。


なんて、意地汚いのだろう。自分の家の床には散らかさないだろうに。


年を重ねてるのに、まだ…

しかし、しかし。


よく見えなかったが、コンビニでもらうような小さなポリ袋が、足元に置かれていたかもしれない。


小さなポリ袋に切りカスがうまく入るとは思えないが、よく確認せずにそのおばあさんを心の中で糾弾した。

失敗だ。


というか、人を簡単に判断するな。

世界のために何かしたい… だと?

んー?


ならば世界のためになってると感じる仕事をする… それだったら満足するのか?


例えば… 自然保護活動とか、世界平和のために声を上げるとか。


いや…


自分のやりたいこと = 世界のためになる、という考え方を推したい。


もっと言うと、豊かになるために働くのではなく、やりたいことを仕事にすることが、今のこの世界のためになる。


世界を救うために、やりたいことをする。

大っきい話しだ。