役所にて

 
うまくやる人はどこまでも
役所の冷たい床に立ってる
 
待ち時間の長い役所。うまくやる人はうまくやっている姿に、嫉妬している。
 

 

 

 

鏡の中

 
くだらない顔がある
冬のトイレの鏡の中
 
ふと見上げると、思っている自分と違う自分が鏡の中にいた。
 

 

 

 

この世は夢(邯鄲の夢)

この世は夢のようなもの。


しかも一瞬。


そんな夢のような世なのになぜ我々は『(苦しい)現実』に思えるのか。


それは、まだ来ていない『不安』をいつも考えているから。


現実問題として目の前にある問題は、対処すればいい。うまく対処できるかできないかにせよ。


しかしほとんどの場合は『この先に起こりそうな』不安に怯えているではないか。


それは、まだ起こっていない。 


楽しい時は「夢のような時間だ」とよく言う。現実なのに。

楽しい時、うまくいっている時は先の不安なんて考ないから「夢のような時間だ」と感じる。


ならばいつも、まだ来ない不安なんて考えない方がいい。そしていつも、夢のように現実を思い馳せよ。

苦しい時の泣き笑い 般若

また、不安…


深刻になってしまう…



いいことを思い付いて、それをやっている。



頬の筋肉を動かす。


不安で辛いときにそれをやるから

泣き笑い

になる。


結果的に、般若(はんにゃ)的な…


だがそれでいい。

だいたい『般若』とは、広く一般的には嫉妬に狂った女となっているが、本来は般若=智慧(ちえ)であって、仏教の『般若心経』は智慧の集まりということ。


一瞬でココロが軽くなる。


般若、悪くない。


般若 = 苦しい時の泣き笑い = 智慧 なんです。

不安だから、地球を引っ張る

あ〜


あ〜


今に全ての意識を集中…


今、視界に映ってるもの、聞こえてくる音、自分の呼吸、そういったことに集中する。


もっと…


地球からの重力にも集中。


地球から引っ張られている、のではなく。
自分が地球を引っ張っている。


歩くとき、自分が地面を動かしている。

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自分が自分中心になり、あちこちに散らばっていた意識が、戻ってくる。


あれコレと考えていたことが、どこかに捨て置かれる。


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… 生きていると、色々と不安な事(仕事上での失敗とか、単なる失敗とか、コロナとか)が発生する。


あれコレと、いらないことを考えてしまう。


そうするといつの間にか、深刻な顔になる。不安がっている。


深刻になっても、不安がっても、ただでさえ少ない自分のパフォーマンスを、もっと引き出せなくなる。 →深刻になるな、真剣になれ

変化する春

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花咲いて
季節が変わる
 境遇変わる
これまでなのか
これからなのか
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『春の月の出』