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この世界に生まれて、生きて、何か残しても残さなくても、全員がこの世界から選手交代していく… みんな、中継ぎ。
この世界に生まれて、生きて、何か残しても残さなくても、全員がこの世界から選手交代していく… みんな、中継ぎ。
顔を上げ、前を向いて、堂々と生きよ。どんなに辛くても、どんなにうまくいかなくても。どんなにみじめでも。太陽はいつも通り昇っている。
自分には、何も無い、というわけでもないし、友人が“全く”いないということもない。お金が“全く”無いわけでもない。何も無いわけではない。這いつくばって生きている。それでいいじゃない。悪いことは何も無い。
自分がここにいる価値なんて、ないのか? それは、何かを成し遂げていないから? いやいや、何もしていなくても、ここにいるじゃないか。何かしていても、ここにいる。
実際、光や音が脳に到着するのにタイムラグがあり、ほんの少し過去に起こった事を記憶して再生している。目の前に広がる光景は既に起こった事だから、気楽に眺めることしかできない。
スタスタスタ…
今日も私は、歩いている。
真っ黒な厚い雲が、頭上に広がっている。
毎度、迷える子羊です。
この世界に生まれてきたからには、自分にしか出来ないコトをやってやろうと、色々と考えてきたわけですよ。