虹に乗る

花畑の奥に架かる、二重の虹の橋。

すぐに消えてしまう、幻の橋。

現れたらたくさんの人が道端に車を停め、必死で写真を撮る。

橋を渡りたいんだな。素直でいい。
乗っていく。
As it is.

森の中を彷徨う

道端に雑然と咲く小さな花に、視線が吸い寄せられた。

雑草が木々になり、巨大な花が咲く森となった。

ああ、私はこの森の中を“さ迷って”いる。

広大な世の中を、嬉々として彷徨っている。
嬉々としていく。
As it is.

自分でいられない時

自分が自分でいられない時くらいある
だってそうやん。そんな時ぐらいある。人間やもん、弱いヒトやもん。

いつもうまくいっている、わけないんです。
あるがままに。
As it is.