からっぽ紳士

 
 
どうも、相変わらず迷いの森の中にいる、ハゲトです。
 
 
自分の将来について考えた時…
 
どうしても頭から離れない人がいるんです。
 
天気の良いある日、ぼんやりと遠くを見つめて、朝からずっと、駅前のベンチに座っている男性…
 

足りないものが欲しくて欲しくて、
迷いの森の中をさまよって、
 
迷い過ぎて、
 
道を完全に見失って、
絶望して、
 
座り込んでしまった人…
 
そして、からっぽになった。
 
 
 
 
ぼくの将来をイメージすると、このままずっと迷いの森の中に居続けて… 「からっぽ紳士」になることが確定しているんじゃないか?… 
 
紳士になれるほど頑張ってこなかったから、『からっぽビト』?
 
 
・・・
 
 
からっぽビトか…
 
 
あ、
 
 
『からっぽビト』
 
ちょっといいと思ってしまった。
 
頭の中を朝からからっぽにして、どんどん流れていくこの世界を、じっと眺めている。
 
足りないと思っていたこと(お金?仕事?地位?家族?名誉?趣味?)をぜんぶ忘れて、森の外のベンチに座って過ごす一日…
 
ああ、
 
ぼくの将来『からっぽビト』もいいかも。
 
 
ハゲト
 
 
 
 

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