思い通りに、なんて思っているから…

思い通りにならない自分が、思い通りにならない世界で苦しんでいる。

思った自分になれていないし、世界は思い通りにならない。

エゴか。欲望か。

『思い通り』が、無かったら?

→ 自分が、世界で苦しんでいる。

… 何に?

少なくとも食べ物も、寝るところもある。

『思い通り』が自分を苦しめ、『思い通り』が自分から見た世界を歪めている。

ては『思い通り』無しで生きればいいのか?

→ それではこの世界に生を受けた意味が、半減してしまうではないのか?

『思い通り』から「通り」を抜いて、『思い』だけにしたらどうか?

思い自分が、思い世界に苦しめられる…? 

なんかおかしい。

『思う(感じる)自分が、世界にいる』
それだけのことではないか。

思い通りにならないからと、苦しむ必要は無いではないか。

今、何かを思っている自分が、この世界にポツンといるだけ。

自分と、世界を信じる… だけ。

生きていると…

なぜかタイミングが合ったり、うまくいかなくても、結局上手くいくことがある。

今、何とか生きているなら(これを読めているなら)、そうやって、今まで何とかなってきたことになる。

ええかげん、自分と世界を信じるんや。

そして…

最初から信じていた方が、楽。

裏切られても損は無い。信じているだけだから。

『信じるだけ』だから、かんたん。

浄土宗の『南無阿弥陀仏と唱えるだけで極楽浄土に…』と似ている。

それよりもかんたん。唱えなくていいから。

自分と世界を、信じるだけ。

新未来志向

今、何を感じているか。


コトバにして感じる気持ちは、記憶から出ている気持ち。

どんなに『ついさっき』でも、それはほんの少し前の記憶。

だから私達は【記憶の束】の中で感じて、暮していると言える。

ほんの少しづつ前の過去に、生きている。

では…

記憶の束の中で生きるのではなく、今に生きるとは、どんな『感じ』なのか?

そんなことが、できるのか?

出来るだろうな。瞑想みたいなもので。

今この瞬間の『感じ』。

コトバに置き換えない『感じ』。

今、楽しいも、悲しいも何も、今しかない今に。

未来に「ああ、あのときは楽しかったんだな」と感じることはあるだろう。

コトバにして感じるのは未来にとっておく、今に生きる生き方。

新未来志向。

今この瞬間が辛くても、コトバにしてそれを今感じる必要はなく、未来にそれを感じればいいという…

大きい話しなのか、小さい話しなのか?

世界の豊かな時間を生む

スーパーで、レジに並んで、むちゃ並んで、私の後ろに並んでいる壮齢の人が、おこっている。

そんな歳になって、何を急いでいる?

年相応とか、成長とか、そんなこともあるが、そんなことではなくて…

そんなに急いで、怒るほど急いで、何を求めている?

続きを読む 世界の豊かな時間を生む

判断

パチンっ、パチンっ、パチンっ…


電車の中で、おばあさんが爪を切っておられる。
切りカスを、床に捨てておられる。


なんて、意地汚いのだろう。自分の家の床には散らかさないだろうに。


年を重ねてるのに、まだ…

しかし、しかし。


よく見えなかったが、コンビニでもらうような小さなポリ袋が、足元に置かれていたかもしれない。


小さなポリ袋に切りカスがうまく入るとは思えないが、よく確認せずにそのおばあさんを心の中で糾弾した。

失敗だ。


というか、人を簡単に判断するな。

世界のために何かしたい… だと?

んー?


ならば世界のためになってると感じる仕事をする… それだったら満足するのか?


例えば… 自然保護活動とか、世界平和のために声を上げるとか。


いや…


自分のやりたいこと = 世界のためになる、という考え方を推したい。


もっと言うと、豊かになるために働くのではなく、やりたいことを仕事にすることが、今のこの世界のためになる。


世界を救うために、やりたいことをする。

大っきい話しだ。