『普通はねぇ…』なんて

バカな男は、朝から『普通』に襲われていた。

周りの人間はいつの間にか『普通・標準』を身に着けて、それなりの地位と名誉と金を得ていた。

バカな男は知らなかった。そして幸福だった。

知ってしまうとバカが出来なくなって、カシコイ人間にならなくてはいけなかった。

知らなかったから、バカな男はバカをやってきた。

バカな男は思う。

普通とは
知ってしまえば
   縛られる
    社会の常識
    世間の常識

貧乏暇無し ─ ヒマですわ〜

朝から、バカな男がまたバカなことを考えていた…

👉『貧乏暇無し』とは、貧乏人はたくさん働かなければならないから、暇がない、ということだろ?

考える余裕すら無く、人々は労働に駆り立てられる。

違うな。

じっくりと考える余裕を失うから、貧乏になっていくんだ。

“暇無し貧乏”だ…

だから、

「ヒマですわぁ〜」と口ずさんでみる。

ヒマですわ〜

バカな男の話し「僕は貧乏性だからねぇ」

今日のバカな男の話し。

👉その男は今朝、自分よりも地位の高い人間(しかも自分より若い)が「僕は貧乏性だからねぇ」と言っているのを聞いた…

バカな男はそれを聞いて『俺より給料もらってるクセに何が貧乏だ』と思った。

そして、激しい劣等感を持った。さらにその日ずっと、劣等感に包まれたままだった。

── バカな男の、バカな話し。

ビッグバン

失敗を

突き詰めるほど

  ビッグバン  

 起こってしまった失敗を、徹底的に突き詰めてしまえばビッグバン(宇宙の始まり)まで行ってしまいますよ。  

 起こってしまったことにいつまでもクヨクヨしていても仕方ありません。ビッグバンまで戻って行かなくてはならなくなりますよ、ということ。