【2】念願の大斎原へ ─ 静寂が支配する場所

─ もくじ ─

旅行記 大斎原
【1】念願の大斎原へ
 【2】静寂の支配する場所
 【3】往時のバーチャル大斎原

 和歌山県内の熊野古道沿い道路(いつかは熊野古道を歩いてみたい)を車でひた走り、熊野本宮大社までやってきました。

その隣に、大斎原があります。

 大斎原の玄関口には「世界遺産熊野本宮館」という、新しく立派な建物があります。まるでこの一帯の神域のセンターハウスのようです。その前に駐車場がありますので、そちらに車を駐車。まずはトイレに行こうとトイレに入ると、大斎原の大鳥居が、目の前に現れてしまいました。それも、なぜかこのような場所にある市民プール越しに…

↓トイレの窓から撮った写真

 さて、気をとりなおして大斎原の境内に向かいます。駐車場、この会館からは少し歩いていかねばなりません、神域ですから。会館の間を抜けていきます。

 川の土手を上がります。するとそこはもう、静寂が支配していました。雨の降る重圧と、雄大な自然の中に佇む、私という小さな存在を小さな存在として感じます。ここにはかつて熊野川・音無川・岩田川があり、その合流地点がここでした。

 わき目に大鳥居と、こんもりとした森が見えます。あそこが旧社地です。

 境内の中に入ると、完全な静寂でした。雨ということもあり、誰もいません。そして、何もありません。ただ、静寂と草地と木々と、森の中に小さく座る小さな祠があるだけでした。かつての繁栄はなく、神妙な雰囲気だけがそこにありました。

 しかしそれこそ、私がイメージしていたもの、ここに求めていたものでした。

↓境内は写真撮影禁止です。帰り道の境内の脇。

つづく

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