変えられない過去なのに、くるくると変わる過去

本当に138億年前の過去も変えられるのか(前回記事)。

普通、過去は絶対に変えることができないということになっている。なぜなら、それはもう起こってしまったことだから。今、コップから水をこぼしてしまった、それを、やっぱり無しにすることができるか? いや、できない。今、私の膝の上にはポタポタと、冷たい液体が流れ落ちてきている。何とかして拭かないといけない。「やっぱり今の無し!」とか言っても、冷たい。

しかし、私達には意志がある。その意志が感じる“認識上の過去”は、実はいくらでも変わる。今この瞬間、くるくると変わる。

例えば、今のあなたが素晴らしいあなたで、完璧になりたい自分になっているあなたは、今までの過去を全肯定している。今の(完全な)自分になるためには、今までの過去は全て必要だったのだ。

だから、今の自分がいる。

逆に、今の自分が気に食わない自分だと思っている私は? あなたは? そうなってしまったあなたの過去はどう感じる?

あーすればよかった、こーすればよかった。自分はダメなことをやってきた、もう取り返しがつかない。もう今さら戻れない。悔いばかり残る過去の自分。

だから、ダメなんだ。

ところが、それからある出来事をきっかけに、急に納得できる自分になれたら?

私は今、ダメダメな自分になってしまったと感じている。そりゃそうだろう、ダメダメな人生を歩んできたのだから。その結果が、今の惨めな自分だ。
落ち込んで落ち込んで、平日の昼間にファミリーレストランでコーヒーを一杯だけ頼んで、ボックス席で一日中ずっと、うなだれていた。ところが夕方になって、人生を180度変えるような考え、新しい仕事を思いついた! または、スゴイ事を教えてくれる人との出会いが訪れた! とか、なんでもいい。そして私は、完璧に納得の行く自分に、遂になれた! そんな事があったとしたら?

その出会いのためには、それに至る過去は全て必要だった。惨めな自分が必要で、落ち込んだ自分が必要で、だからファミリーレストランで朝から一日中うなだれて、そして出会った。

だから、今の自分がいる。

認識上の過去の自分は、くるくる変わる。もう本当に目まぐるしく変わる。そして、今の自分もくるくる変わる。何かのきっかけで簡単に、くるっと変わるかもしれない。

そして、その今の自分が、一瞬で過去の自分になる。なぜなら、今の自分が今までの自分になるから。

つまり、今の自分も、過去の自分も、くるくると変わる。絶対に変えられなかったはずの過去も、実はくるくると変わる。それはもう、くるっと。この瞬間、くる変。

認識一つで、過去の自分は変わる。とんでもなく素晴らしい自分に変わる。

過去の自分が変わるということは、次の瞬間には過去になる今の自分も、実はすぐに変わる。ここ大事。今の、目の前の自分のイメージ一つで、過去の自分も未来の自分もくるりくるり。例えば… あとは色々ある。

138億年前の過去も変えることができる。

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