境地の先の先

2018年6月26日

#自販機 #浮かび上がる
 
 田んぼ道を歩いていた。雨が降り、カエルが鳴いていた。そして考え疲れていた。

 我々はいったい、何を求めている? 何を目指している? 何をどう解決しようとしている?

 ─ よしっ、こういう時は“無我の境地”だ。頭をからっぽにして、無我になろう。

 そして無我になり、何かを求めた。

 無我の境地には何かあると考えた。解決してくれるモノが発見できる、幸せになれるっ。

 そして気付いた。

 そんなこと考えても、仕方がない。

 ─ そしてさらに気付いた。
 
#鳥居 #びわこ #神社

 考えても仕方がないし、そのことに気付いだからといって、何も変わらない。相変わらず雨は降っているし、カエルは鳴いている。
 
 
 
ただ…

 考えても仕方がないと考えても仕方がないので、雨が傘に当たる音、カエルの鳴き声を、ただ、聞いていた。思いのほか、心地よかった。