強い日差しと 強い風と 傘

☀🍃日差しも強いが風も強い中、日傘を指して歩いていた。

 傘が持っていかれそうになったのでしまってみると、風はそう強くもないと分かった。
 
 ここで哲学った。『私達は便利な傘を広げすぎている』
 

 
 いつもの田んぼのあぜ道を、昼間に歩いていました。

 日差しが強かったので、傘を広げました。

 そして、日差しも強いが風も強かった。

 風で傘が持っていかれそうになりました。傘の角度を工夫して、なんとか傘が風に持っていかれないように、傘が壊れないように心配しながら歩いていました。

 でも、もう限界でした。本当に強風だったのです。田んぼの真ん中を歩いているということもあるので。

 傘をたたみました。そうすると、今まですごい風だと思っていた風がそうでもなく、普通に歩けることが分かりました。

 傘が風を受けて、風の強さを何倍も強く感じさせていたのです。

 ─ そして思いました。

 生きる道に於いては、だいたい、逆風が吹いている。そのことを何とかするために私達は、雨も、日差しも、苦難も避けてくれる便利な傘を広げる。

 しかし逆風が強く吹いている時、その傘が逆風をさらに強めていた。

 その傘をしまってみると、案外簡単に進める。強力だった逆風が、そうでもない風になる。

 私達は便利な傘を広げすぎている。