雷と雨、生きているから生きている

屋外で仕事中に、雨が降ってきた。激しい雷も降ってきた。
確かに雲行きは怪しかった。

作業を中断して、雨宿り。
一向に止む気配がない。

これは時間がかかると思い、少し濡れるのを覚悟で作業を再開。
少しどころか、全身ずぶ濡れになってしまった。

雨と雷はその後、すぐに止んだ。

私以外にも作業する人がいた。
その人は、私よりほんの少しだけ待った。
そして、濡れることもなく作業を再開した。
私は、ずぶ濡れになった。

「何のため」に全身を濡らしたのだろう?
時間にして、三分程度か。三分のために私は濡れたのか?
「三分」のためか?
「効率」のためか?

しかし思った。
こんな事を考えていたらキリがない。
この問いは、「何のために生きているのか」ということと同じくらい、答えのない問いだ。

考えても仕方のない問いを、愚問という。

私は何のために濡れたのか=私は何のために生きているのか。

私は生きているから生きている。
私はずぶ濡れだからずぶ濡れだ。

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